#伊吹山 #上平寺登山道 #日本百名山 #霊山
伊吹山に登って来ました。
日本百名山であり、山岳系の神様がいるという霊山です。
ヤマトタケルのミコトが白猪の神様と戦うために登って敗れたという神話があったはず。
白猪は実は神様ではなく眷族だそうですが。
で、登山の方は、道に迷って引き返して来ました😭
正面登山口からの登山道に合流するはずだったのにー。
登頂どころか、五号目までも到達できなかったのです・・・😢
事前に調べた情報によると、正面登山道との合流付近が分かりづらくて迷いやすいとのこと。
でも、ネット上のマップで見る限り、合流地点はもうすぐそこ。問題無いだろうと思っていました。
甘かった・・・😓
投稿写真に沿って説明すると、
まず、登山口です。
この日は快晴で絶好の登山日和。
神様ありがとうという感じですらありました。
入って3分も行けば、戦国大名、京極氏の館跡があります。
こういう見所もあるし、観光地化されていない山道っぽかったので、この登山道を選んだのです。
5分程行くと、熊🐻が出るという看板があります。
伊吹山は熊を見たという情報がネット上に散見され、可能性は高そうな気がしていました。
なので、鈴と熊避けスプレーは携帯しています。
そして先に進むと、ドングリやら栗やら木の実が結構落ちていて、秋の山道だなぁと良い感じです。
鹿の糞も有りました。
なんと、散弾銃の薬莢らしきものまで。
そう言えば、道から逸れないようにとどこかで読んだ気がする。
登山中は二組の登山者にしか会いませんでした。
熊の看板から1時間程進むと、山城跡に着きます。
建物の痕跡はない更地というか、土地だけなので、へぇ~という感じ。
更にそこから1時間程行くと、視界の開けた所に出て、伊吹山頂が見られます。
なんて素晴らしい景色だ!😊
本当に登山日和だよな。
しかし、まだ倍くらい先があるやん!
あと2時間はかかりそう。
予定より結構遅れてる。まずいかも。
ここから先、山道が険しくなります。
でも情報では、赤い目印のリボンを辿れば問題なしとあった。リボンは古くなってるらしいけど。
ずんずん行くと、ふんふん、確かに分かりづらい所もあるけど、リボンも古いけど、辿れば行けるな。大丈夫だ!
しかし・・・、しばらく行くと、リボンが二手に分かれているのです!
! どっちこれ?
登っている方を辿ると、50m程進んだ先で、道が分からなくなり、リボンも見当たらない。
こっちじゃないなと、引き返して、一見違っていそうなやや下る方に進みました。
するとリボンは続いていく。
時折登ったりもするし、よし、こっちだ!と、どんどん行きました。
するとね、見渡しの利かない、熊笹が生い茂る細っそ~い道になった。
熊出る雰囲気バッチリやん。ハアハア😱。
スプレーを手に持ってすぐ発射態勢で進みます。
伊吹山頂が見えた場所から30分程進んだところで、小さいけどV字の斜度60度くらいはある谷に出ました。
( ゚д゚)ハッ! そう言えば、このコースは最後谷を越えなければならず、中級向けと情報にあったような・・。
合ってる!合ってるっぽいよこの道!!
と、ジブラルタル海峡?いや、自分に言い聞かせ。進みます。リボンあるし。
でももう、つまずいたら滑落みたいな状況!
で、谷を越え、やっと60度斜面を登るとー!
更に道?みたいなものが続いています。
そしてリボンが忽然と無くなってしまうのですーー!!😱😱
その先は道なのか、沢で今日は天気がイイから水量が少ないだけなのか、獣道なのか、よく分からない、でも進めそうな急斜面です。転げ落ちたら骨折りそう。
足は滑る😫
と、その時!!
ガサガサっと、何か体重がそれなりにありそうな動物が動く音が茂みからしました!!😱😓
熊?鹿?熊?熊?・・・😭
でも進めそうなのは、音のする方向。
鈴を鳴らしてみたけど、相手はそれ以上動く気配がない。鹿ならビビってすぐ逃げそうだけど、動かないってことは熊?
いや、熊も怖がりだから逃げるというけど、動かへんやん!!
うかがっている・・相手も私もうかがっている・・。
動け!俺!ここにいてはいけない!!
心の声に従い、周りを見ると、別の方向に獣道らしきものが。
よし!私はそちらに登っていきましたとさ・・・。
いや終わりではないです( *´艸)
登って行ったんです。リボンが姿を消してから、10分程は進んだ。
そしてついに、獣道らしきものさえなくなった時、私は引き返すことを決断しました😢
絶好の登山日和に山頂を目にしながら、人知れず遭難仕掛かったんですね、あなたは?と聞かれれば、「そうなんです!!」と答えたことでしょう。
でもね、道は分からなくなった時点で引き返すこと!進んではいけない!とどこかで読んだんですけど、その通りだと思いました。
下山までに日は暮れないか、自分の体力はどうか?熊も出るらしい。そう考えると、正しい判断を下したと、そう思わざるを得ません!
実際、リボン無き後、獣道らしきものを少し進んだわけですが、戻る際、登りと景色が違うので、すぐ分かるはずが、間違えそうになったりもしましたしね。
無事で良かった😁